「VMware vSphere 6.0」サポート終了を乗り切る3つの選択肢「使うのをやめる」以外の方法は

VMwareは2020年3月に「VMware vSphere 6.0」のジェネラルサポートを終了した。vSphere 6.0をまだ使用している企業が取り得る選択肢は3つある。どれを選ぶべきなのか。

2020年10月09日 05時00分 公開
[Brian KirschTechTarget]

 VMwareは2020年3月でサーバ仮想化ソフトウェア群「VMware vSphere 6.0」の通常サポート「ジェネラルサポート」を終了した。vSphere 6.0のジェネラルサポート終了後は、製品の仕様をやめる以外に以下の3つの選択肢がある。

  1. サポート対象バージョンのvSphereにアップグレードする
  2. vSphere 6.0の延長サポートを利用する
  3. サポートがない状態で使い続ける

 これらの3つの選択肢について、一つずつメリットとデメリットを説明する。

選択肢1.サポート対象バージョンのvSphereにアップグレードする

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