ヴイエムウェアは、VMware Infrastructure 3 version 3.5の日本語版の出荷を5月1日より開始すると発表した。
ヴイエムウェアは4月24日、仮想化ソフトウェアスイート「VMware Infrastructure 3 version 3.5アップデート1」日本語版の出荷を5月1日より開始すると発表した。
同製品は、2007年12月に登場したversion 3.5をアップデートしたもので、VMware ESXとVMware VirtualCenter 2.5を含むスイート製品となっている。これまでは英語版のみだったが、今回の日本語版の提供開始を受けて幾つかの機能追加が行われている。
主だった変更点は、Red Hat Enterprise LinuxやSUSE Linux Enterprise ServerをはじめとするゲストOSのサポート範囲の拡大、10GイーサネットやSAS(Serial Attached SCSI)アレイのハードウェアサポートの拡大だ。日本語化の部分では、ユーザーインタフェースのみならず、マニュアルやオンラインヘルプも対象となっている。
日本語版は3種類用意される。「Foundation」は、VMware ESX 3.5またはVMware ESXiに加え、バックアップツールのVMware Consolidated Backup、VMware SMP、VMware Update Managerをバンドルして、価格が20万円。「Standard」は、Foundationが持つ機能に可用性を向上するツールVMware High Availabilityを加え、価格が47万円。「Enterprise」ではさらに、VMware VMotion、VMware Storage VMotion、VMware DRS、Distributed Power Managementといった大規模システム向けの冗長化ツールを加え、価格が90万円となっている。
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