アシストはデータベース基盤ソリューションのエントリーモデルで、エンタープライズモデルの約5分の1のコストで同等の機能を実現する製品を発売した。
ソフトウェア販売会社のアシストは2月3日、データベース基盤ソリューション「DODAI」(ドダイ)シリーズのエントリーモデル「DODAI-h(ドダイ・エイチ)ストレージ・コスト削減モデル Windows 版」の販売を開始した。
DODAIは、Oracleデータベースの設計、構築、運用を効率的に実施するための方法論や手順をパッケージ化したデータベース基盤ソリューション。データベース構築ノウハウを体系化し、支援構成、支援手順、成果物といった支援サービスを標準化した「DODAIフレームワーク」、DODAIフレームワークに基づいて、障害検証、高負荷検証、耐久テストなど事前検証済みハードウェア・ミドルウェアを組み合せて設計したデータベース基盤システム「DODAIスタック(DODAI-h、DODAI-i)」の2種類で構成される。
新製品のDODAI-h ストレージ・コスト削減モデル Windows 版は、Oracleのクラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters」(Oracle RAC)と、HPのx86サーバ「HP ProLiant DLシリーズ」「HP StorageWorks Modular Smart Array シリーズ」などを組み合わせたデータベース基盤。OracleデータベースのAutomatic Storage Management(Oracle ASM)機能およびOracle Recovery Managerを活用することで、エントリーモデルのストレージでもエンタープライズモデルと同等の信頼性を保持できるため、ストレージ2台のミラー構成にした場合においても、ストレージコストを5分の1程度に抑制できたという。
価格は、Oracle Database Enterprise Editionプロセッサ・ライセンス(4プロセッサ・ライセンス相当)が3800万円(税別)から、Oracle Database Standard Editionプロセッサ・ライセンス(2プロセッサ・ライセンス相当)が1500万円(税別)から。
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