ケアコム、富士通は、電子カルテシステムとIP電話システムを連携させ、重要イベントをWi-Fi内線端末へ通知するシステムをイベント出展した。カルテ情報の参照や指示の承認もWi-Fi端末から行い、業務の効率化を図る。
ケアコムは7月15日、「国際モダンホスピタルショウ2010」で、富士通の電子カルテシステムと、ナースコールシステムを連携させる「HOPE-UC連携ソリューション」を参考出展した。
本製品では、電子カルテシステムを中心に、医師からの指示変更や看護師からのメッセージを、ほかの医師や看護師へ送信することが可能となる。通知される情報の項目は、検査結果、緊急情報を予定しているという。
また、本システムは情報をIP電話システムでWi-Fi内線端末へ送信するため、どこでも確実な情報を受け取ることができる。レントゲンなどの電子カルテ上にある検査結果画像や指示を端末へ直接送信することも可能なため、現場での確実性を高めることにも貢献する。医師や看護師が持つWi-Fi端末にメッセージや画像を表示するので、新たな端末を持つ必要がない。看護師の端末はハンディナースコール端末としても使用可能。
端末への情報送出には、ケアコムの無線IP端末連動システム「IP-exchanger」(参考出展)が使用される。SIP(Session Initiation Protocol)で音声データと画像情報をやり取りすることで、高度な情報処理機能を無線IP端末情報上で実現できるという。本システムとの連動により、患者ごとに呼び出し音の変更、部屋番号や患者名の漢字表記、モニターシステムのキャプチャー画像の表示が可能。
次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...
GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...
B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...