誤送信対策製品紹介:オレンジソフト編
自動暗号化機能を備えたメール誤送信対策製品「BRODIAEA safeAttach」
オレンジソフトのBRODIAEA safeAttachは、メール本文と添付ファイルを自動で暗号化する製品。複数の送信パターンに応じたポリシー設定ができ、リポート機能なども備える。
オレンジソフトの「BRODIAEA safeAttach」は、添付ファイルやメール本文を暗号化することで機密情報の漏えいを防ぐメール誤送信対策製品。アプライアンス提供のため、ユーザー数に依存しない価格体系で利用できるのが特徴だ。
同社ではBRODIAEA safeAttachを開発するに当たり、製品の使いやすさにこだわった。日々利用する電子メールだからこそ、利用者、管理者にいかに負荷を掛けずに誤送信を防止できるかが考えられている。
その効果はメール送信の仕組みを見ると分かる。例えば、A、B、Cの3人をあて先に指定してメールを送信する場合、Aには添付ファイルのみを暗号化して送信、Bには添付ファイルと本文を暗号化してかつBccとして送信。CはBccとして送信といった処理が送信者側での特別な操作なしにできる。事前に設定したポリシーにより、ゲートウェイ側で自動に上記の操作が実行される。
暗号形式はZIPとAESに対応
添付ファイルの暗号形式には、受信者に負担が掛からないパスワード付きZIPと、ZIPよりも強固なAESの2つを用意している。パスワードの通知は、メール送信後、設定した時間が経過したら自動で送信する場合と送信者が専用ページで確認をしてから送信する場合の2つから選択できる。
確認用の専用ページは、Webブラウザ上で表示される。パスワードが時間経過で自動通知される設定となっていても、専用ページ上で確認してチェックを入れれば即時送信することも可能だ。言語は、Webブラウザの言語設定に応じて日本語と英語を切り替えられる。
一度設定してしまえば、後は自動運用が可能
ポリシーは、「送信者アドレス」「あて先アドレス」「メールのヘッダ情報」「To、Ccの件数」「メールサイズ」「添付ファイル名」「IPアドレス」を基に、本文・添付ファイルの暗号化、メール送信のブロック、Bcc化(Bccにして送信)を設定できる。暗号化を選択した場合には、暗号方式、パスワード、パスワードの通知方法も選択する。
利用状況を可視化するリポート機能も搭載
そのほかBRODIAEA safeAttachは、同製品を経由したメールの利用状況を管理、分析できるリポート機能も搭載している。日、週、月単位で暗号化したメール数や平均メールサイズなどを表示し、CSV形式で出力できる。
ユーザーありきの機能を追求
同社 セールスマネジャーの小山 拓氏は、同製品を「個人と企業とで生じるメール運用のギャップを埋める製品」だと紹介する。「企業のシステム管理者はセキュリティを強固なものにしたい。一方、従業員はメールに利便性を求めている。BRODIAEA safeAttachは一度ポリシーを設定してしまえば、煩わしさを感じることなく運用できる。利用しているうちに従業員も暗号化することが当たり前になるなど、教育面での効果も期待できる」(小山氏)
料金(初年度保守料込み)は、HDD容量160Gバイト(RAID 1)の「BRSA-03STD」が180万円。1Tバイト(RAID 1+0)の「BRSA-04HX2」が300万円。VMware上で稼働する仮想化対応版「BRSA-03V」も用意しており、そちらは200万円となっている。次年度保守価格はオープン。
なお同社では、提供するWebメールソフト「xgate4」にも、メール送信時のあて先確認、Bcc化、添付ファイル忘れ通知などの誤送信防止機能を搭載している。xgate4は、iPhoneやAndroid携帯などのスマートフォンのほか、iPadに対応している。
同社では「今後、企業のメーラーは、クライアントタイプに変わりWebメールが標準になる」と考えており、xgate4のさらなる機能拡充を図っていく方針だという。xgate4のライセンス料金は100ユーザー利用で30万円から。
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