ポピュラーソフトの「Popular MailChecker」はクライアント型のメール誤送信防止ツール。メールサーバ、メールソフトに依存せず、PCにインストール後すぐに利用開始できる。
ポピュラーソフトの「Popular MailChecker」は、クライアントPC上で動作するメール誤送信防止ツール。導入に合わせてハードウェアやネットワークを新設する必要がなく、インストール後に設定変更を行うことなく利用できる点が特徴だ。対応するメールソフトはWebメールを除く“SMTPベースのメールソフトすべて”とし、MAPI接続もサポートされている。
主な機能は、送信前の注意喚起と添付ファイルの自動圧縮およびパスワードの付与。送信ボタンを押した直後に「件名」「あて先(To、Cc、Bcc)」「添付ファイル」の確認を促す専用画面が表示され、すべての項目にチェックを入れるまでメールが送信されない(保留される)仕組みだ。画面内には、事前に設定したポリシーに応じた警告文面なども表示される。
添付ファイルの圧縮形式は、パスワード付きZIP。事前に暗号化する条件(ドメイン単位でパスワード)を設定しておくことで、該当のあて先に送信する場合の添付ファイルは送信者が特別な操作をしなくてもすべてが自動的にパスワード付圧縮ファイルに変換して送信される。添付ファイルが複数ある場合には、1つの圧縮ファイルが作成され、その中にパスワード付きで個々のファイルが収められる(ファイル名は任意で変更可能)。
そのほかポリシーに応じて表示される警告としては、「To、Ccの外部ドメイン数が許容量を超えた場合」「メール本文に事前に設定したNGワードが含まれている場合」など、企業ごとに自由に設定できる。
こうした設定は、下図のオプション画面上で管理者が事前にインストーラーに組み込むことができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウドメール環境への移行を機に、従来型セキュアメールゲートウェイベンダーからのリプレースを検討する組織は多い。そうした組織向けに、クラウドメール環境に特化したセキュリティベンダー選定に際し、求めるべき22の要件を紹介する。
クラウド利用が当たり前となった今日、セキュリティ対策もまたクラウド環境に適したものでなくてはならない。とはいえ、大量のデータポイントが生成されるクラウド領域にあって、その全てのポイントを網羅するのは並大抵のことではない。
ビジネスでのAPI利用が進むにつれ、そのAPIを標的としたサイバー攻撃も増加している。それらに対抗するためには、「シャドーAPI」や「ゾンビAPI」を洗い出し、セキュリティ対策を徹底する必要がある。その正しい進め方を解説する。
ある調査で企業の61%がセキュリティ優先事項のトップ3に挙げるほど、重要度が高まっているアイデンティティー管理・保護。その中で昨今注目されているのが「IGA」というアプローチだ。そのメリットや、導入方法を解説する。
DX推進によってさまざまなビジネスシーンでデジタル化が加速しているが、そこで悩みの種となるのがセキュリティの担保だ。リソースやコストの制限も考慮しながら、DXとセキュリティを両輪で進めるには何が必要になるのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。