プライベートクラウドを実現するNTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」。通信の優位性はネットワークキャリアならではだ。
クラウドコンピューティングが注目され始めて、数年が経過した。当初は、「所有するから使用する」に変わる企業システムの形態を見極めようとする企業がほとんどだったが、今は多くの企業が従来のオンプレミス型によるシステム構築からクラウド型へと移行を検討し始めている。それに伴い、大手ベンダーやデータセンター事業者を中心に、クラウド上で企業システムを構築・運用するサービスも続々と登場している。
そうしたクラウドサービス事業に早くから取り組んできたのが、通信事業者のNTTコミュニケーションズである。同社が提供するソリューションサービス「BizCITY」のサービスメニューの1つ、「Bizホスティング」は、NTTコミュニケーションズが用意するクラウド環境上に企業システムを構築できる、言い換えればプライベートクラウドを実現する仮想サーバホスティングサービスである。
NTTコミュニケーションズは、時間や場所を問わずに業務に取り組めるビジネス環境を提供し、企業の経営課題を解決することを目的とするトータルソリューションサービスを体系化、BizCITYというブランドで提供している。もともとは、固定回線と移動体通信を組み合わせた“企業向けFMC(Fixed Mobile Convergence)”という通信事業者ならではのサービスから始まったものだが、現在はセキュアで高信頼、オンデマンドなクラウド型のサービスも拡充。企業システムにおけるさまざまなニーズに対応できる9つのサービスメニューを用意している。
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仮想デスクトップは、快適なデジタルワークスペースを提供する手段として活用されているが、Web会議や動画などの利用により、動作の遅延や操作性の悪化が課題になっている。そこで注目したいのがGPU-VDIを活用した仮想デスクトップだ。
Broadcomによる買収後、VMware離れの動きが進んでいる。AWSやRed Hatなどの競合ベンダーは“ポストVMware”の受け皿としてどのような施策を打ち出しているのか。仮想インフラ再編の行方を考察する。
Windows Server 2025では、Hyper-Vの利便性が大幅に強化された上に、リソースの拡張性や高可用性の機能に加えてGPUパーティショニング機能も標準搭載している。本資料では、GPUパーティショニング機能の概要や設定方法を解説する。
従来型の仮想化プラットフォームへの過度な依存が原因で、柔軟性の低下や、モダナイゼーションの停滞といった問題に悩んでいた米国の国防総省。そこで採用されたのが、コンテナとVMを1つのクラスタ上で実行できる統合プラットフォームだ。
これまで仮想化技術は、システム運用の効率化やコストの最適化などさまざまなメリットをもたらしてきた。しかし現在、仮想化基盤は拡張性やアジリティなどのメリットを享受するためにクラウドシフトが求められている。
Web会議が重い「古いVDI」から脱却 攻めのDXを支える“次世代基盤”とは? (2025/6/3)
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いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
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「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...