NECとフィリップスが、がん診断における病理画像診断支援システムを共同開発し、米国や欧州、アジア地域などでのトライアルを開始した。
NECとオランダのRoyal Philips Electronics(以下、フィリップス)は4月26日、がん診断におけるデジタル病理画像診断支援システム分野での協業を発表した。
今回の協業では、NECの病理画像診断システム「e-Pathologist」とフィリップスのデジタルスキャナー病理画像管理システムを組み合わせる。これにより、病理医が行っている病理組織スライドの目視試験による定性的情報に、デジタル技術を使った定量分析を加えることが可能になる。NECによると、病理診断ワークフローの迅速化やシステムチェックによる診断品質の向上、病理診断の均一化、治療方法選択の精度向上などに貢献するという。
今後、NECとフィリップスは欧米、アジアなどの病院や検査機関におけるトライアルを実施する。また、米国政府のFDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局)基準に則る承認 を経て、米国での販売を開始する予定。システムの提供はフィリップスの販売・流通チャネルを活用する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...