2011年05月13日 09時00分 公開
特集/連載

Microsoftのライセンス規約内でIE 6をWindows 7で利用する方法Microsoftは合法だとしながらもサポートしない方針

Windows 7上でIE 6アプリケーションのテストを簡単に実行したい開発者などに向けた、Microsoftが公表する正規の手段とは別の方法が存在する。

[Bridget Botelho,TechTarget]

 米Microsoftは、アプリケーション仮想化ツールを利用したWindows 7上でのInternet Explorer(IE) の仮想化(IE 6などのレガシーバージョンの実行)を認めておらず、ユーザーにMicrosoft Enterprise Desktop Virtualization(以下、MED-V)またはターミナルサービスを使用するように求めている。しかし、一部の企業は、Windows 7上でIE 6の実行を可能にする簡単で合法的な手段を探し続けている。

 そこでビジネスチャンスを見いだしたMicrosoftの元幹部3人と元開発者何人かが、2010年にBrowsiumという会社を立ち上げた。同社は2011年3月、Microsoftのライセンス規約に違反することなく、IE 6をWindows 7で実行可能にするソフトウェアをリリースした。

 これは「UniBrows」と呼ばれるIEのアドオンで、Browsium社独自のコードを使用して、IE 6のレンダリングエンジンをIE 8またはIE 9のタブ内で実行する製品だ。同社取締役のゲイリー・シェア氏の説明によると、UniBrowsは複数のバージョンのIEを実行するわけでもなく、Webブラウザのエンジンを再頒布するわけでもないのでMicrosoftのライセンスに違反しないという。

 「別のエンジンに切り替えているだけで、これはMicrosoft自体の“互換表示”機能の仕組みと同じだ。同じ技術に対して別のアプローチをとっているだけだ」とシェア氏は説明する。

 長年にわたりMicrosoftのIE製品グループを指揮していたシェア氏の話では、MicrosoftはUniBrowsの適法性を調べ、ライセンスに違反していないことは認めたが、サポートはしないという。

ITmedia マーケティング新着記事

クラウドファンディングを活用して広告出稿 MOTION GALLERYと電通が「AD MISSON」を提供開始
自己資金は乏しくても共感性が高く社会貢献の見込めるプロジェクトが情報発信できるため...

news017.jpg

「A/Bテスト」ツール 売れ筋TOP10(2021年10月)
今週は、「A/Bテスト」ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news030.jpg

コンテンツSEOでやらかしてしまいがちな3つの勘違い
ITmedia マーケティングで2021年3月に連載して多くの反響をいただいた「勘違いだらけのEC...