2011年01月21日 08時00分 公開
特集/連載

2011年、Microsoftは仮想デスクトップに本腰を入れるか(後編)App-VとMED-Vの違い

Microsoftは2010年、仮想デスクトップ技術を改良して攻勢に出た。2011年には、App-VやMED-VといったVDI技術をWindowsにより深く統合する計画だ。

[Bridget Botelho,TechTarget]

Microsoft VDIとWindows 7

 米Microsoftは顧客に、ユーザーデータやアプリケーションの仮想化仮想化から取り組み始めることを勧めている。これらの仮想化は、完全な仮想デスクトップインフラ(VDI)VDI環境を導入するよりもコストが掛からない。どちらのレイヤーも、必要に応じてローカルデスクトップ、リモートデスクトップサービス、VDIに適用できると、Microsoftのデスクトップ仮想化プロダクトディレクター、カリ・アレクションティアナン氏は説明した。

 ユーザーデータの仮想化やPersonalization Softwareにより、ユーザーデータはデバイスから切り離され、中央から複製される。このようにユーザーデータを扱う製品は現在、米AppSense、米Liquidware Labs、米UniDeskなど、多くの企業から提供されている。またIT担当者は、Windows 7 Professional、Enterprise、Ultimateの各エディションで、ローミングユーザープロファイル、フォルダリダイレクト、オフラインファイルという3つの機能を使って、ユーザーデータの仮想化を実現することもできる。

 これらの機能はWindows XPでも提供されていたが、Windows 7でデスクトップ仮想化のために強化された。例えば、Windows 7では、13のフォルダをリダイレクトできるが、Windows XPでは5つだった。また、Windows 7のオフラインファイルは、オンラインモードからオフラインモードへの移行やファイル同期の処理が優れている。

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