フレクシェのスケジューラに新版が登場。複数拠点を考慮した計算が可能になり、価格体系もリニューアルされている。
フレクシェは2011年6月16日、同社の生産スケジューラの最新版「FLEXSCHE 11」を発表、6月20日から販売開始する。日本語版のほか、英語・中国語版も提供される。
FLEXSCHE 11では、複数拠点に分散する品目の違いを考慮したスケジューリングと、理論在庫量視覚化を実現する「ロケーション機能」が盛り込まれている。物理的距離などをパラメータとして読み込んだ日程計画が可能になるという。
このほか、部品表形式でマスターデータを編集できる「部品表メンテナンス機能」「Excel帳票機能」など、数十の機能追加が行われている。また、演算処理速度の向上も図られており、同社プレスリリースによると「データによっては旧バージョンと比べて約30〜40%短縮」されているという。
新版のリリースに併せ、製品体系・価格体系も刷新する。
パッケージ型ソフトウェア「FLEXSCHE GP」では、機能やデータ規模に応じて420万〜640万円の4段階の価格体系が用意される。
クライアント/サーバ型アプリケーションである「FLEXSCHE Communicator」は、サーバライセンスおよび2クライアントライセンスをセットにした「FLEXSCHE Communicator Regular Pack」を780万円で提供する。
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