iPad上で3次元図面の寸法や属性情報が参照可能になった。製造現場や保守の場面で、iPad端末の可能性が広がる。
ラティス・テクノロジーは2012年1月10日から、iPad向けにも3次元モデル表示用データが発行できるツール「iXVL Publisher Ver1.0」を販売する。
XVL Publisherは、無償の3次元図面ビュワー「XVL View」やiPad用のiXVL View向けに3次元図面を出力するアプリケーション。Windows環境で動作する。
現在同社が提供しているiPad向けXVLデータ表示アプリケーション「iXVL View」でも3次元形状の表示が可能だったが、属性情報の表示には非対応だった。今回発表されたiXVL Publisher Ver1.0を使って出力したデータを利用すると、3次元CAD図面が持つ構成情報、断面や寸法の情報、加工情報などといった図面に付随する属性情報を表示できる。同社では2012年3月まで特別価格として150万円(ライセンス料金)で提供するとしている。
これに併せて、同社ではiXVL Publisherで出力したデータを閲覧するためのWindows環境向けの無償ビュワー「XVL Player」を無償ダウンロード提供する他、iPad向けのビュワー「iXVL Player」もApp Store経由で無償配布する予定だ。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...