Windows上でプログラム(プロセス)が起動されると、メモリの中では何が起こるのか。プロセスの起動から終了までに行われるメモリ操作を見てみよう。
前編「32/64ビットWindowsのメモリ割り当てと仮想アドレス空間」では、32ビットおよび64ビットのWindowsにおけるメモリ割り当ての概要を解説した。後編では、あるプロセスに着目してメモリ管理機構の動きを追ってみる。
プロセスは起動時に、開発元がコードに指定している量のメモリを予約するが、これには物理リソースはほとんど必要ない。これはホテルの予約と似ている。予約をするには、システムに予約内容を入力し、客と話をする時間が少し必要なだけだ。客が到着するまで、部屋が専有されることはない。
メモリのコミットは、プロセスがメモリマネージャに予約したメモリ(RAMおよびページファイル)を要求した時点でなされる。ホテルの例で言えば、ホテルのチェックインに当たる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TikTok売却義務化に合憲判決 これからのシナリオを左右しそうなトランプ氏と「あの人」の意向
米連邦控訴裁判所は、TikTokが米政府による強制売却法案の無効を求めるTikTokの申し立て...
「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。