シンクライアントは一般に運用コストが低い。だが、専用シンクライアント端末の導入には費用が掛かる。これを古いPCで代用すれば導入コストは下がるが、運用コストはどうか?
仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の実装には、膨大な出費が伴う。そのコストを抑える方法の1つが、既存のPCをシンクライアントに転用することだ。
PCをシンクライアントに転用すればVDIの初期コストを抑えることができる。だが、その一方でVDIプロジェクトの運用コストは増加する。なぜなら、転用されたシンクライアントPCは、専用のシンクライアントやゼロクライアントよりメンテナンスコストが多く掛かるからだ。PCを転用するかどうかは、それらのPCがどれほど古いか、あるいは組織の運用コストに対する考え方による。
PCをシンクライアントに転用することは、単にデスクトップにショートカットを置けばよいというようなものではない。特に専用シンクライアントのようにデスクに固定するつもりなら、優れたPCクライアントのインストールイメージを作成することが重要になる。さらに、仮想デスクトップの内部と同様、アンチウイルス製品のライセン取得やクライアント端末のアップデート管理も必要だ。
VDIプロジェクトにPCを転用する前に、それらのPCがどれくらい古いのか、どれほどの台数をコンバートし、それによってどの程度のメリットが生じるかを、しっかり検討しなければならない。
次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...
GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...
B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...