2012年05月08日 09時00分 公開
特集/連載

PCのシンクライアント転用は有用か、それとも……運用コストは下がるのか?

シンクライアントは一般に運用コストが低い。だが、専用シンクライアント端末の導入には費用が掛かる。これを古いPCで代用すれば導入コストは下がるが、運用コストはどうか?

[Alastair Cooke,TechTarget]

 仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の実装には、膨大な出費が伴う。そのコストを抑える方法の1つが、既存のPCをシンクライアントに転用することだ。

 PCをシンクライアントに転用すればVDIの初期コストを抑えることができる。だが、その一方でVDIプロジェクトの運用コストは増加する。なぜなら、転用されたシンクライアントPCは、専用のシンクライアントやゼロクライアントよりメンテナンスコストが多く掛かるからだ。PCを転用するかどうかは、それらのPCがどれほど古いか、あるいは組織の運用コストに対する考え方による。

 PCをシンクライアントに転用することは、単にデスクトップにショートカットを置けばよいというようなものではない。特に専用シンクライアントのようにデスクに固定するつもりなら、優れたPCクライアントのインストールイメージを作成することが重要になる。さらに、仮想デスクトップの内部と同様、アンチウイルス製品のライセン取得やクライアント端末のアップデート管理も必要だ。

 VDIプロジェクトにPCを転用する前に、それらのPCがどれくらい古いのか、どれほどの台数をコンバートし、それによってどの程度のメリットが生じるかを、しっかり検討しなければならない。

なぜPCをシンクライアントに転用するのか?

ITmedia マーケティング新着記事

news074.jpg

SDGsの取り組みが認知されると、生活者の7割が行動を起こす――電通PR調査
SDGsの認知率は約4割。前年比15.6ポイント増と大きく伸長しています。今企業が取るべきア...

news162.jpg

「中古品の購入・使用への抵抗感」が増加 コロナ禍の影響か――メルカリ調査
メルカリによる定点調査。利用者が増え続けるフリマアプリですが、コロナ禍の消費者心理...

news144.jpg

「BOTANIST」を生んだI-neが上場 強いブランドの秘密とは?(無料eBook)
「BOTANIST」運営のI-neが東京証券取引所マザーズに上場。テクノロジーとマーケティング...