Microsoftが2012年4月初めに発表したアプリケーション仮想化ツール「Application Virtualization(App-V)」の新機能を紹介する。仮想化されたアプリケーションでも物理マシンと同等の性能が得られるという。
米Microsoftは2012年4月初めに、アプリケーション仮想化ツール「Application Virtualization(App-V)」の新版を発表した。新版となるバージョン5.0では統合を強化し、仮想化されたアプリケーションでも、物理マシンにインストールした場合と同等のパフォーマンスが得られるようになった。また、ストレージ要件を軽減する新機能や、柔軟なWebベースの管理インタフェースも導入される。
App-V 5.0は、現在β版テストの段階だ。App-VはアプリケーションをパッケージングしてOSから分離し、オンラインであるかどうかや端末の種類を問わずにアプリケーションを配布できるようにするツールで、Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)のコンポーネントの1つだ。
米調査会社IDCのアナリスト、ブレット・ウォルドマン氏は「Microsoftは(App-V 5.0によって)アプリケーション仮想化を阻んでいた要素の幾つかを解消している」と話す。
「App-V 5.0を使うと、アプリケーションはネイティブ(物理マシン)にインストールされているかのように動く。前バージョンと比べると、驚くこと請け合いだ」とウォルドマン氏は言う。
「モンスト」「ウマ娘」は安定 中華系パズルゲームに怒涛の勢いetc. 2024年のゲームアプリトレンド
AdjustとSensor Towerが共同で発表した「モバイルアプリトレンドレポート 2024 :日本版...
Xが「YouTube TV」と見た目そっくりなCTVアプリを公開 目玉コンテンツは?
動画ファーストのプラットフォームを目指すXが次なるステップを踏み出そうとしている。Yo...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年9月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...