だから、ITツールを生かせないTechTargetジャパン プレミアムレビュー

情シスの社内プレゼンス向上に役立つ情報をお届けする「TechTargetジャパン プレミアム」。今回は情報共有ツールの導入事例からツール浸透のポイントを探った第2弾、『だから、ITツールを生かせない』を紹介する。

2013年01月30日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン]

「TechTargetジャパン プレミアム」第2弾、『だから、ITツールを生かせない』をダウンロード提供

@IT情報マネジメントの記事から、情シスの社内プレゼンス向上に役立つコンテンツをピックアップ、再編集してお届けするPDFコンテンツ「TechTargetジャパン プレミアム」。その第2弾となる『だから、ITツールを生かせない』をTechTarget ホワイトペーパーダウンロードセンターからダウンロード提供している。ぜひご活用いただきたい。


機能ばかりを重視しても“使ってもらえるシステム” にはならない

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 ビッグデータという言葉の浸透とともに情報活用が見直されている。ただ、活用の在り方としては「分析」とともに「共有」も課題となり続けてきた。システム導入の参考情報を提供するTechTargetジャパンが2011年7月に行った「情報共有に関するアンケート調査」(調査対象:TechTargetジャパン会員/調査期間:2011年7月12日〜21日/有効回答数:200件)でも、電子メールやグループウェアがほとんどの企業で導入されているにもかかわらず、情報共有環境に「満足している」と答えた企業はわずか10%にとどまった。

 だが近年、各種情報共有ツールは機能が強化され、情報共有基盤は年々充実しているはずだ。それにもかかわらず「不満を感じている」企業が多い理由はどこにあるのだろうか?

 @IT情報マネジメントの記事から、情シスの社内プレゼンス向上に役立つコンテンツをピックアップ、再編集したPDFコンテンツ「TechTargetジャパン プレミアム」。その第2弾となる『だから、ITツールを生かせない』では、以上の問題意識を基に、Salesforce Chatter(以下、Chatter)の導入企業2社を紹介。導入プロジェクト担当者の話から、ITツール導入・浸透の鉄則を探っている。

 ChatterはTwitterに似たUIを持つ社内SNS製品。自分の発言やフォローしたユーザーの発言をタイムライン上に表示する機能を持ち、リアルタイムに情報を共有できる。ただChatterの場合、人だけではなく「商談情報」や「プロジェクトの進捗」といった社内情報もフォローできる点が特徴だ。フォローしている社内情報が更新されるたびにタイムラインに表示されるため、同僚や上司の発言はもちろん、業務に有益な情報を、部門を超えて共有できる。

 本稿に登場する2社もChatterによって「会議時間が削減された」「スタッフの共通言語を作る上で役立った」「確度の低い商談案件もクロージングできた」など数々の導入効果を挙げる。だが新しいITツールを組織に浸透させるのは難しいのが常。Chatterも例外ではなく、効果を引き出す使い方や従業員の納得、習熟が求められたという。

 だが両社の担当者は、「課題の解決策はChatterの機能ではなく、導入プロジェクトの根幹を見直すことにあった」と指摘。機能だけに注目しても、有効な使い方や浸透の手だては見えてこなかったことを振り返る。「何のためにツールを導入するのか? そもそも情報共有の最終目的とは何なのか?」――事例では、両社がここから導き出した解決策と浸透の経緯、有益な気付きを詳しく紹介している。

 なお、本コンテンツではスマートデバイスの導入に成功したガリバーインターナショナルの事例も併せて収録。導入・浸透のポイントを幅広い視点で探っている。目的起点でツールの活用を考える各社の取り組みから、“使ってもらえるシステム”にするためのポイントや導入ROIを高めるための数々のヒントが得られるのではないだろうか。

この記事に興味のある方におすすめのホワイトペーパー

ITツールの進展とともに情報共有環境は進化してきた。だがツールの進展と比例して情報共有も活性化してきたとは言い難い。そしてこうした現象は情報共有ツールに限ったことではない。情報共有ツールの導入事例から、ツール全般にあてはまる導入・浸透の鉄則を探る。

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