入居者の迅速な安否確認や支援サービス依頼、フロントスタッフの業務効率の向上などを支援する。
シーエスアイと連結子会社エル・アレンジ北海道は2月4日、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の入居者情報管理システム「La・サンフラワー」を販売開始した。入居者の安否確認や生活相談訪問日などの情報をスマートデバイスで管理できる。
La・サンフラワーでは、サ高住の全戸にスマートデバイスを配布。入居者はスマートデバイスを使い、安否確認や生活相談訪問日、食事サービス管理、フロントスタッフへの依頼などを伝達する。また、フロントスタッフは入居者の安否情報、緊急時や災害時の情報を家族などにメール通知できる。エル・アレンジ北海道は、定期的に各戸へ訪問し、機器の操作や配置薬、健康食品の販売をサポートする。
機能名 | 概要 |
---|---|
基本サービス | 安否確認、生活相談希望日程依頼、回覧板などの伝達 |
特別サービス | 買物支援、食事依頼などの支援サービス |
フロントスタッフ依頼 | 入居住宅のフロントスタッフへの支援依頼 |
訪問サポートサービス | エル・アレンジ北海道が訪問サポートを行う |
特殊支援機能 | 緊急/災害時の入居者情報の提供、シーエスアイが提供する電子カルテ「MI・RA・Isシリーズ」、健康・医療ソリューション「Health Clover」との連携 |
La・サンフラワーの初期導入費用は、1700円(1戸当たり、以下同)。また、月額利用料としてスマートデバイスのレンタル料(2400円から)と、La・サンフラワー利用料(2700円から)などが発生する。別途、施設内の無線LAN環境の費用が必要。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
遠隔医療体制を構築する際は、患者や通常業務への影響を押さえながら進める必要がある。パンデミック下で一斉に遠隔医療体制を構築した2つの医療機関の例を紹介する。
オーストラリアでは処方箋の完全電子化が一般化しているが、制度確立までの道のりは平たんではなかった。完全電子化を阻んだ課題とその解決策とは。
コロナ禍を契機に、湾岸諸国では「デジタルヘルスケア」への移行が加速している。湾岸諸国におけるデジタルヘルスケア産業の重点投資分野とは。デジタルヘルスケア推進の”壁”とその対処法についても紹介する。
医療機関は膨大なデータを扱い、そのデータに基づいて重要な決定を下す場合がある。一方、データの質は低くなりがちだ。それはなぜか。データの品質を改善させるために必要な方策と併せて紹介する。
英国の国民保健サービスでイングランド地域を管轄するNHS Englandが、医療サービス向けの新データ基盤を構築している。この計画に英国市民団体が“待った”をかけたという。なぜなのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。