運用管理コストをもっと削減できる、Windows/モバイル徹底活用術「ひとり情シス」課題別解決マニュアル【第3回】

業務部門から何かを相談された際、本来いらないツールまで購入してはいないだろうか? WindowsのOS機能をはじめ、今あるツール類を見直すと、運用負担/コスト削減に役立つさまざまな機能を発見できるはずだ。

2013年08月01日 08時00分 公開
[岩上由高,ノークリサーチ]

 本連載ではシステム運用管理の業務に日々1人で奮闘されている「ひとり情シス」の方々に役立つと思われるポイントを、実際の調査データを踏まえて紹介している。連載の第1回は全体状況を俯瞰し、ひとり情シスが直面しやすい3つの課題を挙げた。

  • 課題1:販社/SIerとうまくコミュニケーションが取ることができず、自社が必要としているソリューションを提案してもらえない
  • 課題2:スマートデバイスの効果的な活用法が分からないことに加え、拠点に散在しているクライアントPCのトラブル対応で手いっぱいである
  • 課題3:クラウドコンピューティングを導入する価値が本当にあるかどうかの判断ができず、一方で個人向け無償クラウドの勝手な利用も不安である

 今回は第1回で挙げた2つ目の課題、「課題2:スマートデバイスの効果的な活用法が分からないことに加え、拠点に散在しているクライアントPCのトラブル対応で手いっぱいである」について考えてみよう。PCやスマートデバイスは個々の社員が利用する「端末」という観点でまとめることができる。こうした「端末」はサーバと違って管理すべき台数が多くなる。そのため、ひとり情シスにとっては「端末の管理負担をいかにして軽減するか?」が重要となる。

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