業務部門から何かを相談された際、本来いらないツールまで購入してはいないだろうか? WindowsのOS機能をはじめ、今あるツール類を見直すと、運用負担/コスト削減に役立つさまざまな機能を発見できるはずだ。
本連載ではシステム運用管理の業務に日々1人で奮闘されている「ひとり情シス」の方々に役立つと思われるポイントを、実際の調査データを踏まえて紹介している。連載の第1回は全体状況を俯瞰し、ひとり情シスが直面しやすい3つの課題を挙げた。
今回は第1回で挙げた2つ目の課題、「課題2:スマートデバイスの効果的な活用法が分からないことに加え、拠点に散在しているクライアントPCのトラブル対応で手いっぱいである」について考えてみよう。PCやスマートデバイスは個々の社員が利用する「端末」という観点でまとめることができる。こうした「端末」はサーバと違って管理すべき台数が多くなる。そのため、ひとり情シスにとっては「端末の管理負担をいかにして軽減するか?」が重要となる。
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