VDI(仮想デスクトップインフラ)を展開する準備ができても、デスクに大量のPCが置かれている。それらはシンクライアントに転用可能だ。ただし、適切な方法で転用しないとVDIの導入効果が小さくなってしまう。
既存のクライアントPCは、VDI(仮想デスクトップインフラ)の展開に当たって障害になることが多い。総計数千ドル相当のハードウェアが社員のデスクに置かれている企業もある。VDIを展開する準備が整ったときに、ハードウェアをすぐに償却したり、リース会社に返却したりできるとは限らない。データセンターで運用されるVDIの仮想マシンが新しいデスクトップになるが、既存のPCをどうすべきか。
インターネットでちょっと調べると、「ホームサーバやメディアセンターにする」といった案が載っているが、どちらもビジネスで使うものではない。一般的に、企業は処分可能になるまでPCをシンクライアントに転用して使える。そうすることでシンクライアントへの設備投資をデータセンターのVDIに設備投資した年よりも後に先送りしている企業が多い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Metaに潰されないために残された生き残りの道は?――2025年のSNS大予測(Snapchat編)
若年層に人気のSnapchatだが、大人にはあまり浸透していない。一方で、AR(拡張現実)開...
「猛暑」「米騒動」「インバウンド」の影響は? 2024年に最も売り上げが伸びたものランキング
小売店の推定販売金額の伸びから、日用消費財の中で何が売れたのかを振り返るランキング...
Netflixコラボが止まらない 「イカゲーム」シーズン2公開で人気爆上がり必至のアプリとは?
Duolingoは言語学習アプリとNetflixの大人気ドラマを結び付けたキャンペーンを展開。屋外...