「IEでページが崩れる」を防ぐために「modern.IE」を強くお勧めする理由Macでも使える無償の互換性検証サービス

Webサイト構築で難しいのがWebブラウザのバージョンごとの違いに対応すること。米Microsoftが提供する互換性検証サービスでは、「Internet Explorer」各バージョンの互換性を無償でチェックできる。

2014年06月19日 12時00分 公開
[Kevin Beaver,TechTarget]

 企業のデスクトップ管理者が直面している最大の問題の1つはWebブラウザとアプリケーションの互換性である。米Microsoftの「Windows 7」や「Internet Explorer 11」へのアップグレード、新しいコードの展開、単なるWindowsの修正プログラムのインストールなどIT環境の変化は千差万別だ。だが、それに伴うユーザーの不満はどれもよく見られるものだ。例えば、「この変化のせいでアプリケーションが動かなくなった」「この新しい機能はどうしてWebブラウザで動かないのか」といった具合である。

 互換性の問題は開発の段階から品質保証の段階まで続く。Webブラウザのバグ、「Windows 8」用アプリケーションの互換性の問題、関連するトラブルがユーザーの環境であっという間に発生し、その問題の解決がデスクトップ管理者に委ねられる。

 だが心配は要らない。Microsoftが提供する「modern.IE」というサービスで、Internet Explorer(以下、IE)の互換性の問題を管理者がテストするためのツールやリソースが提供されている。個人的には仮想マシンを無料でダウンロードできるところが気に入っている。また、Windowsだけでなく米Appleの「Mac」や「Linux」、さらには米Oracleの「VirtualBox」や米VMwareの「VMware」などのシステムで使えるのも魅力的だ。

XP上のIE 6から8.1上のIE 11まで対応

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...