米GoogleのChrome OSを搭載したノートPC「Chromebook」。低価格に使えるモバイル端末として、消費者のみならず企業からも注目を集める。日常の業務や生活で、果たしてどの程度使えるのだろうか。使い勝手を探る。
米国では300ドル前後で販売されている格安PC「Chromebook」。形状はWindows搭載のノートPCと同様だが、できることは大きく異なる。Webブラウザ専用端末ともいえるChromebookで作業をするには、「Google Apps」などのWebアプリケーションを利用することになる。一般的なノートPCだと思って購入すると、痛い目を見るだろう。
それでも、低価格のインパクトは、こうした懸念をも払拭するかもしれない。米Gartnerは、Chromebookの出荷台数が2014年に520万台に達し、2017年までに1440万台と約3倍になると見る。Webアプリケーションの普及でコンピューティングスタイルが変化しており、それがChromebook普及の追い風になるという見方だ。
Chromebookは、企業の標準端末の地位を獲得できるのか。使い勝手や市場動向を見ながら、その先行きを占う。本資料は、Chromebookの最新動向についてまとめた、TechTargetジャパンの人気記事を再編集したものである。
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