「アクティブラーニング」などの学習スタイル変革は、全ての学生に効果があるのか。それを検証し、かつ学生の成長内容を蓄積した“公開履歴書”の構築を進める共愛学園前橋国際大学の取り組みを紹介する。
群馬県前橋市の共愛学園前橋国際大学は1999年の開学以来、学生の満足度や学習の質を向上すべく、IT活用をはじめとするさまざまな取り組みを推し進めてきた。2010年度には学生や教職員に米Appleの音楽プレーヤー「iPod touch」やタブレットの「iPad」を導入したり、学生の主体的な学習を促す「アクティブラーニング」を推進するなど、その内容は多岐にわたる。
そんな中、共愛学園前橋国際大学は1つの疑問に突き当たる。これらの取り組みは、学生に本当にメリットをもたらしているのか――。端末導入や学習スタイルの変革は確かに華々しいが、それが実際に学生の基礎学力やコミュニケーション力などの向上につながらなければ意味が無い。学生にとっても、多くの活動をこなしたものの、自分が活動を通してどう成長したのか分からなければ、就職活動などでもアピールのしようがない。
共愛学園前橋国際大学はこうした状況を踏まえ、自らの取り組みが学生に及ぼす影響の可視化にとどまらず、学生1人ひとりの成長内容を企業などの学外にも開示できるようにする計画を進めている。その内容とはどのようなものなのか。内田洋行が2015年4月に開催した大学関係者向けイベント「大学改革セミナー」で講演した、共愛学園前橋国際大学の大森昭生副学長の話を基に紹介する。
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