Nexenta SystemsのCEOへのインタビューによって、同社が打ち出す「OpenSDS」と「OpenStack」プロジェクトなどのオープンソースオブジェクトストレージの現状や最新の製品投入計画などが明らかになった。
Nexenta SystemsのCEOによると、OpenStack Summitで同社のオブジェクトストレージ「NexentaEdge」のデモが行われ、それに続いて統合分析・管理ツール「NexentaFusion」のβ版がリリースされる。
5月18~22日にカナダのバンクーバーで開催される「OpenStack Summit」は、米Nexenta Systemsにとって重要な節目となる。
Nexentaはこのカンファレンスで、新しいオブジェクトストレージ「NexentaEdge」のデモを行う計画だ。それに続いて、ブロック、ファイル、オブジェクトストレージを統合管理するオーケストレーションソフトウェア「NexentaFusion」のβ版リリースも予定していると、Nexentaのターカン・マナー最高経営責任者(CEO)は語る。
同社の現在の主力製品である「NexentaStor」は、オープンソースのZFSファイルシステムを採用し、ファイルストレージとブロックストレージを統合したユニファイドストレージサービスをコモディティハードウェア上で実現するストレージソフトウェア。マナー氏は、NexentaStorを利用したSDS(Software Defined Storage)を「OpenSDS」と呼んでいる。
同氏にNexentaの顧客動向や競争状況の変化、「OpenStack」プロジェクトなどのオープンソースオブジェクトストレージの現状、同社の最新の製品投入計画について話を聞いた。
――ここ半年から1年の顧客動向はいかがですか?
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