救急医療の現場にタブレット「iPad」を生かす佐賀県。IT予算が限られる中、iPad導入資金を捻出した秘策とは? 教育ITの実践とノウハウを紹介する「iTeachers TV」の最新番組を紹介します。
教育機関と同様、IT活用が進みつつある医療現場。米Appleのタブレット「iPad」を救急医療の現場に導入し、救急車の搬送時間を短縮するなどの効果を上げているのが佐賀県です。教育ITの実践とノウハウを紹介するオンライン番組「iTeachers TV」の第15回には、iPad導入を推進した佐賀県 統括本部 情報・業務改革課の円城寺 雄介氏が登壇。iPad導入のいきさつと、実際の導入効果について詳しく解説します。
iPad導入に当たって大きな課題になると思われた予算調達。実際には、「探してみると、資源は意外と足元に転がっていた」と円城寺氏は振り返ります。使われていないシステムの存在など既存システムの無駄に目を付け、クラウドサービスの活用などの工夫をした結果、システムコストを年間4000万円削減。iPadの導入/運用コストを捻出できたそうです。「学校現場でも、当たり前のように使っている予算をよく確認すれば、タブレット購入に回せる資金が捻出できるのではないか」と同氏は語ります。
週替わりのコーナー「教育ICTなんでも3ミニッツ」には、デジタルハリウッドの石川大樹氏が登場。同社が2015年7月から8月に掛けて小学生3〜6年生を対象に開催した、スマートフォン向けアプリケーション開発のワークショップの様子を紹介します。小学生にアプリケーション開発を体験してもらったところ、男子と女子ではアプリケーションの題材の選び方に明確な違いがあったと石川氏は説明します。詳しくは番組をご覧ください。
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