『カールじいさんの空飛ぶ家』は“早く失敗する”文化が生み出した、Pixar社長が語る【前編】Gartner Symposium/ITxpoリポート

米Gartnerが最近開催した年次イベントから、「失敗の2つの側面」「コグニティブコンピューティングに賭けるIBM」「データ責任者と分析責任者の違い」といったトピックを取り上げる。今回はその前編。

2015年11月09日 12時00分 公開
[Nicole LaskowskiTechTarget]

関連キーワード

Gartner | CIO


Gartner Symposium/ITxpoでは、Pixar社長の他、米IBMの会長兼社長兼CEO バージニア・ロメッティ氏らが講演した《クリックで拡大》

 米Pixar Animation Studiosと米Walt Disney Animation Studiosの社長を務めるエド・キャットムル氏は、「われわれの映画はどれも、製作当初はひどい代物だ」と著書で述べたことがよく引用されてきた。同氏は2015年10月に米国オーランドで開催された「Gartner Symposium/ITxpo」で、この言葉は謙遜ではないと数千人の聴衆に語った。

 厳しい自己評価だが、キャットムル氏の言わんとするところは、新しいアイデアが完璧であることはまずないということだ。そこで同氏は自身のチームに、次の傑作を目指す中で繰り返しアイデアを出すこと、さらには失敗することを奨励している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news123.jpg

「親になったZ世代」にどうやってモノを売る?(無料eBook)
消費者が常に変化している以上、マーケティングの在り方も変わっていかざるを得ません。...

news078.jpg

2024年ホリデーシーズン、米企業はどう挑む? マーケターが直面する課題とは
消費者の記録的な消費意欲を背景に、2024年のホリデーマーケティングキャンペーンは、メ...

news190.png

Pontaデータを活用して企業のLINE公式アカウントやLINE広告の効果を分析 何ができる?
従来のPontaデータを活用したメッセージ配信や広告配信と組み合わせることで、LINEを使っ...