IT産業の変革のスピードは、うかうかしていると一夜にして置いてきぼりを食ってしまいそうな勢いだ。実績のある大手ベンダーから提供される新機能やアップデートは、ITプロフェッショナルの要求に十分応えられるものだろう。しかし、革新的なアイデアやテクノロジーの多くは、実はスタートアップ企業が開発したものである。
一般的に仮想化スタートアップ企業の多くは、前向きな考えを持つ経営幹部が自分の業績(と、お金)を築き上げようとして立ち上げたものだ。また、大手企業のエンジニアがスピンオフし、独自のアイデアでベンチャー企業を立ち上げ、ニッチ市場に挑戦する場合もある。
本稿では、2015年に注目を集めそうな仮想化スタートアップ企業10社をピックアップした。既存の大手ベンダーに挑戦しているスタートアップもあれば、全く新しいテクノロジーを定義しようとしている企業もある。問題は、いつの時代も新参者が成功するのは容易ではないという事実だ。これらの企業は、いずれ有名になって利益を上げるようになるかもしれない。だがその一方で、市場に受け入れられず消えていく企業もあるだろう。もちろん、今日のような競争市場においては、より大きな魚に一気に飲み込まれてしまう可能性も十分にある。
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