2016年02月12日 08時00分 公開
特集/連載

膨大な詐欺行為と戦うPayPal、決め手はオープンソースと“好奇心”被害を未然に防ぐデータサイエンティストの資質

PayPalは、高度な予測データ分析を使用してユーザーを不正行為から保護し、PayPalのブランドを維持している。常に進化することがPayPal成功の鍵を握っている。

[Ed Burns,TechTarget]
PayPal PayPalは買い手と売り手双方の保護に力を入れる《クリックで拡大》

 不正ユーザーは、善良なユーザーをだますための新しい方法を絶えず見つけ出している。米PayPalは予測データ分析を使用して、これに対抗している。

 ほとんどのユーザーが一般的な不正行為に慣れている。例えば、知らない人物から大量の資金の分配を約束する電子メールが届く。多くの場合に使われるのは、PayPalのような支払い処理サービスだ。

 PayPalのグローバルリスクサイエンス部門のシニアディレクターであるフイ・ワン氏は、不正ユーザーから定期的に攻撃を受けると業務が困難になると語る。同氏の任務は、不正な取引が実行される前に停止させることだ。PayPalは多くの利害関係を抱えている。サービスが不正に使用されれば、ユーザーからの信頼が損なわれ、PayPalのブランドに傷が付く。最終的には、ユーザーの減少につながることにもなりかねない。

データ分析を利用した不正行為の予測

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