消費者協会「Which?」が、MicrosoftのOSアップグレード戦略を批判し、交換、修理、返金を要求している。これに対して、MicrosoftがComputer Weeklyにコメントした。
Microsoftの「Windows 10」アップグレード戦略は、英消費者協会「Which?」を激怒させた。同協会は、このOSアップグレードによってコンピュータが悪影響を受けたユーザーへの補償をMicrosoftに求めている。
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同協会によれば、OSのアップグレードによりコンピュータが被害を受けたと訴えるWindows 10ユーザーからの怒りの声は数百万件に達するという。
Windows 10にアップグレードした結果、プリンタ、Wi-Fiカード、スピーカーが機能しなくなったというケースもあれば、ファイルがなくなったり、コンピュータの修理代金が掛かったりしたケースもある。
Windows 10へのアップグレードを求める通知が繰り返し表示され、Microsoftを「しつこい」と感じたという報告もある。また、アップデートのプロセスが許可なしに始まったという声もある。
Which?でキャンペーンおよびポリシー担当ディレクターを務めるアレックス・ニール氏は、MicrosoftはWindows 10ユーザーをサポートする義務があると話す。
「誰もが日常業務の遂行をコンピュータに大きく依存している。そのため、コンピュータが動作を停止するとイライラし、ストレスがたまる。多くのユーザーがWindows 10から被害を受けている現状から、Microsoftは問題解決にもっと動くべきだ」
これに対し、MicrosoftのスポークスマンはComputer Weeklyにコメントを寄せた。
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