Appleの「Touch ID」登場以降、モバイルデバイスで急速に普及が進む生体認証。その手軽さと安全性を評価する声は多いが、考慮すべき課題もある。
ジェームズ・ボンドが主人公の映画『007 スカイフォール』では、ボンドが持つピストルは、ボンドが持たない限り発砲しない。ボンドの生体情報を検知するからだ。ボンドに向けてボンドのピストルを使うことは、ボンド以外の何者にもできない。
こうした生体認証機能を備えた武器は、まだ市場には出ていない。一方でモバイルデバイスでは、Appleの指紋認証機能「Touch ID」の登場をきっかけに、生体認証はおなじみの認証手段となった。モバイル生体認証は、指紋や虹彩、顔、音声を認識するソフトウェアを使用して、モバイルデバイスユーザーを危険から保護する。
モバイル生体認証が、自社の環境に適合するかどうかを知ることは重要だ。認証の強化によってデータを適切に保護することは、個人情報漏えいの原因になり得る、より大きなセキュリティの問題の発生を防ぐことにも役立つ。本稿ではモバイル生体認証がビジネスに与える影響、生体認証の使用にまつわる論争、認証の未来について解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。