自動運転車がカーレースの世界にも進出しつつある。AI搭載の「ロボカー」が、時には過酷にもなり得る環境での高速運転に耐え、緻密な状況判断でレースを制する日は来るのだろうか。
「アドレナリンが湧き立つような興奮」と言えば、F1レース観戦に勝るものはないだろう。卓越したスピードや高度な運転技術、集約されたテクノロジーの粋が、華やかなF1を支えている。AIが自動運転を可能にしつつある未来には、サーキットにさらなる興奮とスリルが加わるだろう。
自動運転車が“未来の乗用車”として活躍を期待される状況では、“自動運転レーシングカー”のアイデア出現も自明の理だ。無人EVレーシングカーによる世界初のチャンピオンシップとなる予定の「ロボレース(Roborace)」をご存じだろうか。同レースには、各チーム2台の構成で、10チームによる計20台のレーシングカーがエントリーする。ステアリングを握るのは、スーパースターのF1ドライバーではない。高度な能力を有するAIソフトウェアが、このレースのあらゆる局面をスマートに制御するのだ。
ダニエル・サイモン氏がデザインを手掛けたティアドロップ型のレーシング・ロボカー(以下、ロボカー)は、空気力学的に即した未来的な形を身にまとい、まるでSF映画からそのまま飛び出してきたようなマシンに見える。実際、同氏は「オブリビオン」や「トロン:レガシー」などのハリウッドSF映画制作にも関わっている。ロボカー製作に投資するKinetikは、4種類のプロトタイプを発表する予定だ。同社によるプロトタイプは、軽量カーボンファイバー製ボディー、ミシュラン製タイヤ、そしてNVIDIA製自動運転車用スーパーコンピュータを搭載するという。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...