ストレージベンダーに対する調査でオールフラッシュストレージとハイブリッドストレージ(HDDとSSD)において、ファイバーチャネルが主流ストレージネットワークテクノロジーになっていることが明らかになった。
フラッシュベースのストレージアレイシステムを販売するベンダーによると、フラッシュベースのストレージアレイシステムで一般的に使用されているネットワークテクノロジーは、ファイバーチャネルだという。
TechTargetは各社が販売しているオールフラッシュストレージとハイブリッドストレージ(SSDとHHDを併用するシステム)の利用について調査を実施した。11社のストレージベンダーのうち8社は、法人顧客の大半がファイバーチャネルスイッチとアダプターを使用していると答えている。Dell EMCとHewlett Packard Enterpriseは、フラッシュストレージへの移行時に、多くの顧客が16Gbpsファイバーチャネルにアップグレードしていると指摘する。
大半の顧客が10ギガビットイーサネット(GbE)を使用すると答えたフラッシュストレージベンダーは、SolidFireとTegile Systemsの2社にとどまった。そして、Nimbus Dataに至っては、ファイバーチャネル、イーサネット、InfiniBand(ポイントツーポイントの双方向シリアル接続規約のこと)への分散が見られると語っている。
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