SSDにはファイバーチャネル ベンダー11社調査で分かったフラッシュストレージの実態著名なストレージベンダーの見解も解説(1/3 ページ)

ストレージベンダーに対する調査でオールフラッシュストレージとハイブリッドストレージ(HDDとSSD)において、ファイバーチャネルが主流ストレージネットワークテクノロジーになっていることが明らかになった。

2017年12月11日 05時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]

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画像 ストレージを取り巻く環境は?

 フラッシュベースのストレージアレイシステムを販売するベンダーによると、フラッシュベースのストレージアレイシステムで一般的に使用されているネットワークテクノロジーは、ファイバーチャネルだという。

 TechTargetは各社が販売しているオールフラッシュストレージとハイブリッドストレージ(SSDとHHDを併用するシステム)の利用について調査を実施した。11社のストレージベンダーのうち8社は、法人顧客の大半がファイバーチャネルスイッチとアダプターを使用していると答えている。Dell EMCとHewlett Packard Enterpriseは、フラッシュストレージへの移行時に、多くの顧客が16Gbpsファイバーチャネルにアップグレードしていると指摘する。

 大半の顧客が10ギガビットイーサネット(GbE)を使用すると答えたフラッシュストレージベンダーは、SolidFireとTegile Systemsの2社にとどまった。そして、Nimbus Dataに至っては、ファイバーチャネル、イーサネット、InfiniBand(ポイントツーポイントの双方向シリアル接続規約のこと)への分散が見られると語っている。

Nimbus Data Systemsのトーマス・イサコビッチ氏

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