SSDで再ブレイク、ファイバーチャネルがいまだ健在である理由出荷台数は減少傾向にあるが

ファイバーチャネル(FC)ストレージの時代はまだ終わっていない。さまざまな業界アナリストによる市場調査の結果を見ると、FCストレージはまだ広く使用されており、ゆっくりと減少しているようだ。

2016年01月21日 15時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]
調査予測 米Crehan Researchのストレージ調査予測《クリックで拡大》

 ファイバーチャネルは終わったという記事がまた出てきているが、今回も大げさな宣告だったらしい。市場調査によると、ファイバーチャネルによるストレージ相互接続はゆっくりとした減少傾向にあるものの、まだテクノロジーの墓場に葬られてはいない様子だ。

 ストレージネットワークの動向を追っている米調査会社Dell'Oro Groupの予測では、2019年までの年平均減少率はファイバーチャネル(FC)スイッチポートで3%、サーバとストレージ間の接続とI/O処理を提供するホストバスアダプター(HBA)のFCポートで7〜8%になる見通しだという。

 米Crehan Researchの予測では、2019年までの年平均出荷減少率は、FCスイッチ、HBAポートともに5%としている。2008〜2014年の実際の減少率は2%だった。「ファイバーチャネルは広く普及しており、減少は緩やかだ。急にガタ落ちにはならない」とCrehan Research社長のシェーマス・クレハン氏は述べた。

基幹アプリに利用されているFC

ITmedia マーケティング新着記事

news149.jpg

最も利用率の高いショート動画サービスはTikTokではない?
ADKマーケティング・ソリューションズは、ショート動画に関する調査結果を発表しました。

news131.jpg

古くて新しいMMM(マーケティングミックスモデリング)が今注目される理由
大手コスメブランドのEstee Lauder Companiesはブランドマーケティングとパフォーマンス...

news087.png

Yahoo!広告 検索広告、生成AIがタイトルや説明文を提案してくれる機能を無料で提供
LINEヤフーは「Yahoo!広告 検索広告」において、ユーザーが誘導先サイトのURLを入力する...