“働く車”搭載用のPCが高耐久スマートフォンに置き換わる日警察車両や救急車などの業務用車両向け

高耐久スマートフォンの登場は高耐久デバイス市場に変化をもたらしそうだ。今後1〜2年の動向を予想する。

2018年07月26日 05時00分 公開
[Jack E. GoldTechTarget]
Corning「Gorilla Glass」は高耐久スマートフォンに搭載される次世代ディスプレイガラスだ《クリックで拡大》(出典:Corning)

 車載用の高耐久PCが実用化して久しいが、高耐久性を備えた次世代スマートフォンの登場により、こうしたPCが過去の遺物となる日が近付いている。

 車載用の高耐久PCは、警察車両や救急車、ガス・水道事業その他の業務用車両にコンピューティング能力を与えた。そのおかげで、こうした車両から身元情報や医療記録、建築図面など必要なデータにアクセスできるようになった。

 だが、高耐久PCの市場優位性は、これから数年かけて終わりを迎えるものと予想される。

高耐久PCの問題点

ITmedia マーケティング新着記事

news053.jpg

フォルクスワーゲンがGoogleとタッグ 生成AI「Gemini」搭載で、何ができる?
Volkswagen of AmericaはGoogleと提携し、Googleの生成AI機能を専用アプリ「myVW」に導入...

news175.jpg

JAROに寄せられた「広告への苦情」は50年分でどれくらい? 業種別、媒体別の傾向は?
設立50周年を迎えた日本広告審査機構(JARO)が、これまでに寄せられた苦情を取りまとめ...

news085.jpg

データサイエンティストの認知率は米国6割、インド8割 さて、日本は?
データサイエンティスト協会は、日本と米国、インド、ドイツの4カ国で、データサイエンテ...