2018年11月09日 05時00分 公開
特集/連載

ベンダー固有の構成や機能に注意マルチクラウド環境でKubernetesサービスを最大限活用するためには

Amazon Web Services(AWS)、Microsoft、Googleの各マネージドKubernetesサービスにはそれぞれメリットがある。だが、このサービスをベンダー固有の他のツールと密接に連携させていると、ワークロードの移植を妨げる恐れがある。

[Kurt Marko,TechTarget]
画像 マネージドKubernetesサービスは導入のハードルが低い一方で、注意すべき点も存在する

 コンテナの魅力として、ワークロードのオーケストレーション用サービスの「Kubernetes」がある。最も魅力的な側面の一つはクラウドの移植性が確保されることだが、ここには落とし穴がある。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft、Googleが、それぞれのクラウドでアウトソーシングサービスとして提供するマネージドKubernetesサービスは、細かい構成やインタフェースがそれぞれ異なっている。マルチクラウド戦略においては、そのことがワークロードの移植の妨げになる恐れがある。

 Kubernetesはコンテナ標準規格を満たすための要素として唯一欠けていた制御パネルの役割を果たし、クラスタの構成とワークロードのデプロイを管理する。その目的は、標準規格に沿ったコントロールプレーンを用意して、コンテナ化したアプリケーションをクラウド間でそのまま移行できるようにすることだ。この考え方は「フェデレーション」と呼ばれる。フェデレーションは、Kubernetesの機能とAPIを介して提供される。

 残念ながら、現実の実装はそれほどシンプルではない。ただし、改善策は幾つかある。

マルチクラウド戦略におけるフェデレーション

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