パスワード認証とは別の認証方法をモバイルデバイスで利用すると、パスワードを盗み取るフィッシング攻撃を防ぎながら、利便性を高められる。有力な選択肢である「ワンタイムパスワード認証」を説明する。
パスワードは面倒なものだ。正しい使い方をしなかったり、エンドユーザーの教育が不十分だったりすると、ますます厄介なことになる。
従来のパスワードによる認証方式は、偽のWebサイトへの誘導でパスワードを不正に盗むフィッシング攻撃に対して脆弱(ぜいじゃく)だ。「ワンタイムパスワード認証」は、従来のパスワードに伴う複雑さや煩わしさを回避するのに役立つ。
ワンタイムパスワード認証では、エンドユーザーの下に、ショートメッセージやモバイルアプリケーション通知、メールによって、短時間のみ有効な認証コード(ワンタイムパスワード)が届く。エンドユーザーはこのワンタイムパスワードを従来のパスワードの代わりに使い、アプリケーションにログインする。ワンタイムパスワード認証はクライアントアプリケーションやWebアプリケーション、モバイルサイトの認証に導入できる他、無線LAN接続やモバイルVPN接続にも使用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。
「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...