前編「いまさら聞けない『アイデンティティーおよびアクセス管理』(IAM)とは?」では、「アイデンティティーおよびアクセス管理」(IAM)ツールの概要と、その必要性を取り上げた。後編は、企業がIAMツールを導入する際に検討すべき事項を紹介する。
IAMツールを導入する際、WebサイトでIAMツールのベンダーを調べて比較し、最も優れた製品を導入するだけでは十分とはいえない。IAMツールも企業と同様に進化しなければならないからだ。
企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)における大きな転換期を迎えている。前編で示したように、アプリケーションの稼働環境はクラウドに移行しつつあり、ユーザーにはモバイルデバイスの利用が広まっている。コンテナ、マイクロサービスアーキテクチャ、DevOps(運用と開発の一体化)などの新しいアプリケーションモデルによって、アプリケーションの開発方法が変化している。同時に、自動化やIoT(モノのインターネット)によってユーザーの定義も変わりつつある。
2020年度のオンライン商談システム市場はコロナ禍による需要の急増で前年度比176.9%増――ITR調査
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