「IDおよびアクセス管理」(IAM)はセキュリティの“花形”、製品と技術を追うIAMエンジニアはいつも人材不足

IDおよびアクセス管理(IAM)は企業のセキュリティ戦略の中心に存在する要素だ。優れたIAM戦略を考案するには、最新のツールやトレンドを常に把握しておくことが重要だ。求人や教育プログラムも意識しなければならないだろう。

2019年03月01日 05時00分 公開
[Erica MixonTechTarget]
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 セキュリティの脅威が高まりユーザーのプライバシー設定管理が難しくなるにつれ、IDおよびアクセス管理(IAM)が、企業にとってますます不可欠になる。

 幸いなことに、IAM製品のテクノロジーは進化しており、以前よりも効果的に扱うことが可能だ。

 本稿では、新たに登場しているIAM製品とツールを取り上げ、強力なIAMチームを作り上げるために必要なことを確認する。

変化するIAMを取り巻く状況

 さまざまなIAM製品のベンダーが登場し、各社がそれぞれIAMの異なる側面に重点を置いている。Ping IdentityやForgeRockなどのIAMベンダーが、属性交換から認証まで幅広いサービスを提供する。

 さらに注力分野を絞り込んでいるベンダーもある。例えば、TruliooやSignicatなどは、オンラインエンドユーザーを特定するIDデータの収集に重点を置いている。他にもOpenIDは、エンドポイント間での属性交換サービスやID情報の共有に力を注いでいる。

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