2019年09月19日 05時00分 公開
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自社のUEMは「Windows 10」移行に役立つか【後編】「UEM」を本気で選ぶ4つのポイント ID管理や監視ツールとの連携を確認

「統合エンドポイント管理」(UEM)製品は、「Windows 10」への移行プロセスの効率化けでなく、移行後のユーザー環境の管理や保護も重要な役割だ。こうした観点からUEM製品を検討するポイントを紹介する。

[Robert Sheldon,TechTarget]

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 前編「Windows 8を管理するかどうかが鍵に? 「UEM」製品を見極める3つのポイント」は、「Windows 10」への移行に役立つ適切な「統合エンドポイント管理」(UEM)製品を選定するための基本的な3つの要素について紹介した。後編はWindows 10への移行プロセスを効率化するだけでなく、移行後のユーザー環境をどのように管理し、保護するかという観点について触れ、検討すべき4つの要素について解説する。

4.アプリケーションとユーザーのデータの処理方法

 ユーザーのファイルと設定の管理は移行プロセスの重要な部分だ。移行するファイルと設定を確実に管理するとともに、古いOから新しいOSへの移行を処理する必要がある。そして設定を新しい環境に正しく適用し、新しい環境でファイルを使用できるようにしなければならない。管理者はMicrosoftの「OneDrive for Business」といったファイル同期サービスも組み込む必要がある。データ移行戦略に適したUEM製品を使用すれば、移行はよりスムーズになる。

5.デスクトップ環境の保護方法

 Windows 10への移行は何カ月もかかる場合があり、移行前、移行中、移行後にデバイスとデータの安全性を維持することが非常に重要だ。管理者は保存時と移動中のデータを保護するのに加え、現行のデータ暗号化やマルウェア対策ソフトウェアなどについても考慮しなければならない。グループポリシー設定、アプリケーションのブラックリスト登録、ファイアウォール設定などの問題も考える必要がある。

 幸い、大多数のUEMベンダーはセキュリティを重視している。例えばBlackBerryの「BlackBerry UEM」は保管時と送信時のデータを保護するために、ポリシーの適用、ネットワーク接続管理、暗号化といった機能を提供する。MobileIronの「MobileIron UEM」は、アクセス制御、多要素認証、ポリシーの設定と適用、脅威の検知と修復、その他の各種保護機能を提供する。

6.サードパーティーツール/サービスへの連携可能性

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