2019年03月05日 05時00分 公開
特集/連載

製品選択の基準を考えるCitrix、VMware、Microsoftの統合エンドポイント管理(UEM)製品戦略 勝者は?

さまざまなデバイス管理ツールが市場に出回る中で、UEM製品が状況を変えようとしている。今後数年で予想される市場動向と企業がすべきことを解説する。

[Jack E. Gold,TechTarget]
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 モバイルデバイス管理(MDM)ベンダーは統合エンドポイント管理(UEM)ベンダーへと進化している。デバイス管理の製品選定において、企業のIT部門は先見の明があるベンダーを選ぶべきだ。

 まずはモバイルデバイス管理ツールの市場がこれまでどのように変化してきたのか、という点から考えてみよう。

 企業は始めに、モバイルデバイスを効率的に管理しつつ、セキュリティを確保するためにMDM製品を必要とした。MDM製品の主な機能は、デバイスの資産管理と、必要最小限のアプリケーション制御機能だった。

 次に、エンタープライズモビリティー管理(EMM)製品が市場に登場した。MDM製品に比べて、モバイルデバイスを管理するための機能や、制御メカニズムが進化した。EMM製品の主要機能には下記のようなものがある。

  • モバイルアプリケーション管理(MAM)
  • ブラウジングとワークスペースのセキュリティ確保
  • 仕事用プロファイルと個人用プロファイルの分離
  • エンタープライズ向けファイルの同期/共有
  • 生体認証や暗号化サービス、VPNといったセキュリティ管理

 EMM市場はここ2年ほどで変わってきた。大部分の企業がモバイルデバイスの業務利用を当然のように進めているにもかかわらず、EMMツールは他の管理ツールとの連携がないスタンドアロン製品だった。IT部門は次第に従業員の仕事環境を管理するためにはさまざまなツールが必要になった。PCやサーバといったレガシー資産の管理、モバイル管理の全てに注力する必要性が生じた。いずれの業務においてもIT部門は固有の管理ツールを使いこなさなければならなくなった。

 こうして従業員の仕事環境が複雑化したことで、管理手法の転換が必要になった。そこで登場したのがUEMだった。

ベンダーの方針転換

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