RPA型botは、単純な作業を自動化するだけではない。人間と協働して高度な作業を実行する「アテンド型」botと、複数の技術を組み合わせた「ハイブリッド型」botについて説明する。
「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)ソフトウェアで構築できるソフトウェアロボットは「非アテンド型」「アテンド型」「ハイブリッド型」の3種類に大別できる。非アテンド型ソフトウェアロボットを解説した前編「RPAの『非アテンド型』ソフトウェアロボットとは? 人手介さず作業を実行」に引き続き、アテンド型とハイブリッド型のソフトウェアロボットの仕組みと機能について説明する。
アテンド型ソフトウェアロボットは、人と共同作業が可能なソフトウェアロボットのことを指す。作業を最初から最後まで完全に自動化することは不可能だが、複雑な作業を処理することが可能だ。
「利用時に人とのやりとりが想定されているのが、アテンド型ソフトウェアロボットだ」と、コンサルティング会社Deloitte Consultingのインテリジェントオートメーション責任者であるジーナ・シェーファー氏は語る。アテンド型ソフトウェアロボットは、処理方法が複雑だったり、非定型的だったりして人にしかできない業務を補助できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
CMOが生き残るための鍵は「生産性」――2025年のマーケティング予測10選【中編】
不確実性が高まる中でもマーケターは生産性を高め、成果を出す必要がある。「Marketing D...
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...