OCRや自然言語処理、チャットbotなどの技術によって、「RPA」よりも高度な業務自動化を実現する「IPA」。RPAはどのようにしてIPAに発展したのか。IPAの適切な導入手順とは。
「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)のビジネス活用が進むのと同時に、機械学習といった人工知能(AI)技術をRPAに組み込む「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)の関連技術も発展しつつある。前編「RPAと『インテリジェントプロセスオートメーション』(IPA)の違いとは?」に引き続き、RPAとIPAの違いと、自動化できる業務について詳しく説明する。
システムインテグレーターのInfostretchで、エンタープライズソリューションディレクターを務めるデベン・サマント氏は「RPAを導入する準備をしていないと、IPAも導入することはできない」と言う。サマント氏は、RPAからIPAへの発展は一続きであり、RPAの仕組みを基礎に機械学習、分析機能を組み込むことで、IPAが進化してきたと考えている。
サマント氏は、RPAからIPAへの発展には大きく分けて3つの段階があると主張する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...
FacebookやXなど主要SNSで進む「外部リンク制限」の実態 唯一の例外は?
ソーシャルメディアはかつてWebサイトへの重要な流入経路であった。しかし、最近は各プラ...
生成AIとAR/VRで失った個性を取り戻す――2025年のSNS大予測(Instagram編)
万能だが特徴のはっきりしない「何でも屋」と化したInstagram。2025年の進化の方向性を予...