RPAと「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)の違いとは?「RPA」から「IPA」へ【前編】

「RPA」より高度な業務自動化技術として、AI技術を組み込んだ「IPA」がある。IPAはRPAと何が違うのか。

2020年01月08日 05時00分 公開
[George LawtonTechTarget]

 「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)を高度化した技術として「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)が認知されつつある。RPAに人工知能(AI)技術を組み込んだIPAを活用することで、自動化できる業務の範囲が広がる。企業の最高情報責任者(CIO)やIT責任者は、IPAとRPAの重要な違いを理解する必要がある。

「IPA」は何を可能にするのか

 IPAはRPAよりも適用できる業務の範囲が広い。処理できるデータ形式の種類が比較的多く、より高度な判断を可能にする。IPAを導入して最良の結果を得るには、IT部門とデータサイエンスチームが、RPA導入時よりも密接に連携する必要がある。

 ITコンサルティング企業Cognizant Technology Solutionsで、IPA担当グローバルマーケット責任者を務めるバンワリ・アガーワル氏は、「本来RPAの機能には、インテリジェンス機能は含まれていない」と説明する。そのためRPAは、明確に定義されているルールベースのプロセスに適している。

 IPAは、より複雑なプロセスに適している。例えばビッグデータの活用、自然言語処理、機械学習などの技術を、RPAと組み合わせたい場合に使用する。「状況に応じて、RPAが効果的な場合とIPAが効果的な場合がある」とアガーワル氏は話す。

IPAよりもRPAを選ぶべき場合も

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