「アイディエーション」とは? アイデアが生まれやすい環境を整えるツールの力単なるバズワードではない

「アイディエーション」という言葉を、会議室関連テクノロジーのキャッチフレーズで耳にしたことがあるかもしれない。アイディエーションツールは、共同作業においてどのような役割を持つのだろうか。

2019年03月24日 05時00分 公開
[David MaldowTechTarget]
画像

 「アイディエーション」という言葉は、デジタルホワイトボードなどの会議室用ディスプレイ製品の売り込み文句によく使われ、乱用されてもいる。しかし、アイディエーションはただのバズワードではない。

 アイディエーションとは、チームから斬新なクリエイティビティーを引き出すデザインのプロセスだ。会議室に適切なアイディエーションツールを導入して効果的に活用すれば、チームにとってゲームチェンジャーになる可能性を持っている。

 「コラボレーション」なら分かるが、アイディエーションの意味にはなじみが薄いという人は、各種のワークフローを提唱するアジャイル開発の例で考えてみよう。アジャイル開発の人気が高まったことを受け、オーディオ/ビデオ業界はアジャイルワークフローを支援する会議室関連製品を開発して販売するようになった。今、それと同じようなことがアイディエーションにも起こっていて、アイディエーションワークフローをサポートする会議室関連製品が登場し始めているわけだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...