2018年11月25日 05時00分 公開
特集/連載

Google 元CEOのシュミット氏が語る「1位総取り」時代のビジネス処方箋完璧を求めるのは後で

GoogleでCEOを務めたエリック・シュミット氏がマサチューセッツ工科大学(MIT)で開かれたイベントで語った「市場では1番になることの意味」とは。

[Andy Metzger,TechTarget]

関連キーワード

Google | 機械学習


画像 不完全でもスピードを重視すべき?

 ビジネス環境においてシステムなど開発のスピードは上がっており、最終仕上げにかける時間はほとんどなく、製品を早く市場に出すことを優先しなければならない――。Googleの会長兼CEOだったエリック・シュミット氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で11月8日に開催した講演で語った。

 シュミット氏は言う。「今や世界の競争は非常に激しくなった。製品を『完成させる』時間は十分あると考えれば、その時点で敗北する。起業しようとする人にはこう言っている。同じような会社を同じタイミングで始めた相手のことを考え、どうすればその相手に勝てるかを考えなければならない」

 シュミット氏は「AI and the Future of Work」と題したカンファレンスで、聴衆の投資家や起業家、教育者を前に約30分の講演を実施し、自身のキャリアを通じて学んだ知恵を授けた。

べき乗則分布

 競争相手より優位に立つことは、デジタル市場において最重要課題となる。この分野の市場リーダーの利益は、後を追う競争相手に比べて何倍も大きくなる傾向がある。デジタル経済に関する「MITイニシアチブ」のディレクターで、MITスローン経営校教授のエリック・ブリンジョルフソン氏によると、実際にIT分野では1番になることの意味が極めて大きいという。

ITmedia マーケティング新着記事

news154.jpg

孫消費急減、女性のLINE利用増――ソニー生命「シニアの生活意識調査2020」
毎年恒例の「シニアの生活意識調査」。2020年のシニアの傾向はどうなっているでしょう。

news137.jpg

米大統領選を巡る「アプリ対決」のゆくえ 「Trump 2020」 vs. 「Vote Joe」と「TikTok」 vs. 「Triller」
米国では2020年月の大統領選挙を前に選挙戦がますます活発化しています。関連するアプリ...

news143.jpg

店舗の滞在時間が減少、「20分未満」が約1.5倍に――凸版印刷とONE COMPATHが5万人買い物調査
電子チラシ「Shufoo!」を利用する全国の男女5万人を対象に実施した買い物に関する意識調...