新型コロナ対策で“危ないテレワーク”を招く4つの原因とは?在宅勤務時に気を付けるべきリスク

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、安全なテレワーク環境を確保するためには何をすべきか。考慮すべき4つの課題と、それぞれの解決策を紹介する。

2020年05月20日 05時00分 公開
[Ashwin KrishnanTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中に混乱をもたらしている。オフィスでの感染を避けるため、企業は従業員に対して在宅勤務などのテレワークを勧めることが珍しくなくなった。業務のテレワークへの切り替えは感染防止には推奨される手段である一方、それに応じたセキュリティ対策も必要だ。テレワーカーの増加がもたらす脅威は主に4つある。

  1. VPN接続の増加
  2. 従業員のセキュリティ意識不足(会員限定)
  3. 未承認アプリケーションの使用(会員限定)
  4. スマートスピーカーによる盗聴(会員限定)

1.VPN接続の増加

課題

 従業員が企業LANに安全に接続するためには、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用した通信データの暗号化が役立つ。テレワーカーの急増によりVPNへの接続数も増加し、ネットワークを圧迫する恐れがある。

解決策

  • VPNのスループット(実効的なデータ伝送速度)と接続の安定性をテストする
  • VPNベンダーや通信事業者とのサービス契約を見直す

2.従業員のセキュリティ意識不足

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