運輸会社が次世代RPA「IPA」で業務自動化 通関担当が20人から3人以下へコロナ禍での業務効率化にも貢献

「RPA」にAI技術を組み合わせた「IPA」により、運輸会社のPolaris Transportation Groupは従業員の作業負荷を軽減し、従業員をドキュメント処理からカスタマーサービスにシフトさせている。同社の取り組みを追う。

2020年10月27日 05時00分 公開
[Mark LabbeTechTarget]

関連キーワード

機械学習 | Webサイト


 運輸業界では従業員が常に事務処理に追われている。Polaris Transportation Groupの最高技術責任者、デビッド・ブライコビッチ氏によると、他の業種と比較して運輸業は、ドキュメントを大量に処理する必要がある。

 数年前、カナダと米国の越境運輸業務を営むPolarisは、多様な顧客が送ってくるさまざまな種類のドキュメントを取り込むのに苦労していた。同社はOCR(光学式文字認識)ツールを使用してドキュメントを解析したが、認識精度は高くなかった。ブライコビッチ氏によると、OCRツールを適切に機能させるには、多くの手動入力と微調整が必要だった。

次世代RPA「IPA」で作業を効率化

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...