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ランサムウェア集団「Maze」が活動終了を発表 “カルテル”は否定も残る懸念
ランサムウェア犯罪集団「Maze」が活動終了を発表した。「Mazeカルテル」の存在は否定したが、複数の声明の間には食い違いが見られ、真相は不明だ。
ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)「Maze」による攻撃はようやく終息した可能性がある。2020年11月1日、Mazeを使って攻撃を仕掛ける同名のサイバー犯罪集団が、詐取したデータを公開するWebサイトに声明を投稿した。Mazeの結成は2019年だとみられ、結成から1年余りで活動を終えたことになる。
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Mazeのものとみられる声明には複数のスペルミスがあった。主要な内容は以下の通りだ。
“Mazeカルテル”の存在は否定 ただし別の証言も
- Mazeの活動が正式に終了した
- Mazeのパートナーや公式の後継者は存在しない
- 「Mazeカルテル」(Mazeを中心としたサイバー犯罪集団の同盟)が存在したことはなく、現在も存在しない。それについて書いたジャーナリストの頭の中だけに存在する
この声明でMazeは、サイバー犯罪集団のカルテルは存在しなかったと主張している。しかし、それを否定する証拠がある。2020年6月、Mazeは「Ragnarが提供するMazeカルテル」という見出しの下で、「Ragnar Locker」といった他のランサムウェアの攻撃とデータ漏えいをリスト化し始めた。カルテルの形成を報告したコンピュータヘルプサイト「BleepingComputer」に、Mazeがコメントを寄せた。コメントでMazeは、ランサムウェアを使う他のサイバー犯罪集団と協力していること、競合ではなくビジネス投機のパートナーと見なしていることを明かした。
Mazeが「プレスリリース」と呼ぶ発表によると、希望者からMazeの“サポートチャット”に1カ月以内に連絡があれば、Mazeは詐取した個人データを公式サイト内から削除する。ただしMazeによるデータ詐取は、ランサムウェアの被害者が身代金を支払わなかった結果であり、データ削除が無料なのか、有料の“サービス”なのかは不明瞭だ。
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