MicrosoftではRustの利用が増大しており、「Microsoftも貢献しなければならない」という決断に至ったという。
Microsoftは「Rust Foundation」に創設メンバーとして参加している。
Rust Foundationはプログラミング言語「Rust」とそのエコシステムの支援、Rustのメンテナンス貢献者のサポートを目的とする独立組織で、Rustのパフォーマンス、信頼性、生産性の向上に寄与する。
Microsoftのネル・シャムレル=ハリントン氏(プリンシパルソフトウェアエンジニア)はRust Foundationの理事も兼任する。
シャムレル=ハリントン氏はMicrosoftの「Open Source Blog」で、魅力的なプログラミング言語としてのRustとの出会いに触れ、オープンソースプロジェクト、中でも特に言語エコシステムはユーザーと貢献者のコミュニティーに負けず劣らず強力であるべきだと論じている。
「オープンソースのソフトウェアと言語は、Microsoftにとってもテクノロジー業界全体にとっても非常に重要だ。その重要性はRustのようなシステムプログラミング言語に特に当てはまる。MicrosoftにおけるRustの利用が増えるにつれ、このオープンソースソフトウェアを利用するだけでは不十分だと認識した。Microsoftもこれに貢献しなければならない。Rust Foundationに参加したのは、Microsoftがこのプロジェクトを財政的に支援し、プロジェクトに貢献してRustコミュニティーとより密接に関わるためだ」と同氏は書いている。
Microsoftは新たにRustチームを結成し、エンジニアリングの取り組みでRustエコシステムに貢献している。さらにコンパイラ、コアツール、ドキュメントなどの開発分野でRustコミュニティーに協力することを想定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...