企業はサイバー攻撃の発覚後、即座に行動しようとする。ただし迅速に動き過ぎることはかえって適切な対処の妨げになる。どういうことなのか。理解の鍵を握るのが「アクションバイアス」だ。
企業は攻撃を受けたら、被害を最小限に抑えるために「即座に行動する」より「時間をかけて行動する」ことが最善策になる――。2021年8月、セキュリティカンファレンス「Black Hat 2021」で、米国家安全保障局(NSA)サイバーセキュリティコラボレーションセンターのテクニカルフェローを務めるジョサイア・ダイクストラ氏と、ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生学大学院(Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health)シニアアソシエイトのダグラス・ハフ氏が、企業が攻撃を受けた後の対処方法について講演した。両氏が論じたのは、スピードを重視した対応が必ずしも最善であるとは限らないということだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...