企業は「NFT」(非代替性トークン)を狙った攻撃に立ち向かうためにはどうすればいいのか。実はその方法は難しいものではない。今すぐに始められるNFT攻撃対抗策とは。
代替できないデジタルデータである「NFT」(Non Fungible Token:非代替性トークン)を狙った攻撃の大半は、デジタルウォレット(電子決済用ソフトウェア)にアクセスするための情報を盗んだり、偽のNFTを購入させようとしたりするものだ。ここでは、こうした攻撃の被害に遭わないための8つの方法を紹介する。
デジタルウォレットへのアクセス情報は決して誰にも教えてはならない。「この目的のために、どうしても鍵が必要だ」と誰かに言われても、絶対に情報を渡さないことを心掛けよう。
NFTを購入する前に、NFTマーケットプレース(取引サイト)にある販売者のアカウントを見て、サイト運用企業やエンドユーザーなどによる認証マークが付いているかどうかを確認する。他にも販売者の他の出品やレビュー、ソーシャルメディアアカウントも、信用できるかどうかの判断材料になる。
1日に何度も取引があるNFTには、注意が必要だ。
リンクが本物のWebサイトに移動するように見えても、偽物の可能性がある。リンクはクリックせず、必ず直接、Webサイトにアクセスしよう。
第6回は、NFT攻撃を防ぐための8つの方法のうち、5つ目から8つ目を取り上げる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
従来のSOCは、AIや機械学習を用いた高度な攻撃に対処できなくなりつつあり、可視性とコンテキストの欠如や検証の複雑化など、さまざまな課題が山積している。この状況を改善するには、人手に頼ったSOCモデルから脱却する必要がある。
比較的新しい製品分野である「SD-WAN」にも、早くも変化が起こり始めている。SD-WANは今後、どう進化するのか。「SASE」といった関連技術との関係性を踏まえながら、“次世代SD-WAN”の方向性を探る。
ランサムウェア以外にもさまざまなサイバー攻撃が企業を襲い続けているが、重大なセキュリティインシデントへの対策を適切に行えている企業は今も少ない。その理由や、状況を改善するための4つのステップを詳しく解説する。
サイバー攻撃による被害は、金銭的な損失だけでなく、信用の失墜や業務継続への支障といった経営上のリスクに直結する。このようなリスクへの備えとして有効なのが、「脆弱性診断」だ。脆弱性診断の目的や実践方法について解説する。
昨今、組織のネットワーク外に分散したエンドポイントが、攻撃者にとって格好の標的になっている。このような中でエンドポイント保護の新たな形として期待を寄せられているのがEDRだ。しかし、運用が難しいなどの課題も多い。
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...